自分の人生の終わりを希望通りにするために遺言やエンディングノートなどを使って生前準備をする「終活」ですが、年賀状を使った終活も実践されています。年賀状を卒業する事を相手に伝える事で人間関係を整理でき「年賀状じまい」とも言われています。このページでは終活年賀状の概要や出し方、もらった時の対応方法などを詳しく解説していきます。

 

終活年賀状とは?

年賀状終活」と呼ばれる事もあり、来年から年賀状を出さない旨を伝える事で身辺整理の一つとして人間関係をスッキリさせる目的で行われます。古希(70歳)を機に年賀状を卒業する人が多いようですが、最近では50代や40代で終活年賀状を出す人も増えています。理由は様々で、高齢になった事が理由となる事が大半で、次いで数十年も会っていない年賀状だけの付き合いの知人に対しての気遣いを目的とする人、年賀状作成の体力的な負担が理由も多くいます。しかし決して絶縁したいという事ではないので、書き方にも注意が必要です。

 

 

終活年賀状の書き方

 

書き方のポイントと注意点

 

雑に書いてしまうと面倒がっている、人間関係を絶ちたいと思われていると勘違いされる恐れがあるので「年賀状を来年から出さない」というだけでなく、相手に気持ちが伝わる文章にする必要があります。ポイントとしては

 

・理由(高齢や病気、年齢の区切り)を書く

・相手を気遣った上で自分の気持ちを書く

・全ての知人や親類に対しても同様に送っている旨を書く

 

3つが大切です。必ず文章に入れるようにしましょう。また、年賀状としてとしてではなく寒中見舞いとして正月を過ぎてから出すのも良いかもしれません。いずれにせよ、誠実な気持ちを伝えるように心がけましょう。

 

 

文例集

文例としては

旧年中はいろいろとお世話になりありがとうございました。毎年の年賀状ですが今年限りで失礼させていただきたいと思います。勝手ではございますが今後も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。

引用:年賀状印刷PRO(http://www.web-alpha.com/nenga/index.html

 

 

平素のご無沙汰をお詫び申し上げます。毎年いただいておりました年始のご挨拶ですが誠に勝手ながら本年をもちまして新年のご挨拶状を最後とさせていただきます 。今後も変わらぬおつきあいをお願い申し上げるとともに皆様のご健康とご繁栄を心からお祈りいたします。

引用:年賀状印刷PRO(http://www.web-alpha.com/nenga/index.html

 

 

平素のご無沙汰をお詫び申し上げます。寄る年波を感じるに至り。本年をもって皆様へ年始のご挨拶を控えさせていただくことに致しました。誠に勝手ではございますが今後とも皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます

引用:年賀状印刷PRO(http://www.web-alpha.com/nenga/index.html

 

 

毎年いただいておりました年始のご挨拶ですが高齢になりましたため本年をもちまして年始のご挨拶を失礼させていただきたくここにお願い申し上げます。永きに渡りまして皆様にはあたたかい賀状を賜りありがとうございました。皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げます。

引用:年賀状印刷PRO(http://www.web-alpha.com/nenga/index.html

 

 

などが良いでしょう。最近では喪中などと並んで文案として提供されはじめていて、それを利用しつつ空いたスペースに短めでお礼の文章を書くのも体力的な負担が少なく済みます。

 

 

終活年賀状をもらった時は?

もらった側も縁を切りたいと勘違いせず、気遣いをもって受け入れましょう。もらった相手に年賀状を出し続けても良いですし、相手と同じく年賀状を出さなくても構いません。その時は返事が不要である旨を書き添えておくと相手も安心するでしょう。正月早々にこのような年賀状をもらっても気分を害する事なく、むしろ大切にした方が良いかもしれません。また同じ世代の場合は終活年賀状をもらった事が自分も終活をするきっかけになる可能性もあり、実践しやすくなる事は間違いないでしょう。終活を始めるなら、まずは無料のエンディングノートを手に入れ、少しずつ進めていく事がおすすめです

 

 

資料請求するだけで無料でエンディングノートがもらえます。入力も簡単。

 

まとめ

終活年賀状は歳の区切りや高齢、体力低下などが原因で年賀状を卒業する旨を伝える事で、生前整理の一つに挙げられます。出す方は絶縁状にならないように気を付ける必要があり、誠実な気持ちを伝えるように心がける事が大切です。若い人が恩師や遠くに住む親戚からもらった場合は寂しくも感じますが、久しぶりに会いに行く機会にも繋がるのではないでしょうか?